2004年10月28日:デル・ネーリ監督がユベントス戦へのコメント。
・ユベントス戦を前にして次のコメントを残した。

「私はユヴェントスとの一戦にはベストの布陣で臨もうと思っている。モンテッラとトッティは非常に良いコンビネーションを見せているし、この2人に加えてカッサーノもプレーすることになるだろう。チームには何の問題もないし、我々は3ポイントを獲りにトリノへ向かうんだ。まあ確かにカッサーノは精神的に不安定なところがあるが、最近はきちんとトレーニングもしているし、直接話したところこの試合へのモチベーションも良いようだった。念のために試合前にも話し掛けることにするが、彼には大きな期待をしているから90分だけとは言わず100分フルにプレーさせたい。出来ればゴールを決めて欲しいね。」





2004年10月26日:「カッサーノは売らない。」
・会長のセンシ氏はカッサーノを売らないコメントをのこした。

「アントニオはローマと共に存在する。私がジャッロロッソの会長である以上、彼がユーヴェに行くことなど有り得ない。そもそも我々は長い間、新契約についての話し合いを行ってきており、”交渉が難航している”だとかそういった話はメディアの報道用の作り話にすぎない」




2004年10月23日:「カッサーノには失望している。」
・会長のセンシ氏はカッサーノを放出する意向があるらしい。
センシ会長は以下のようにコメントした。


「はっきり言ってカッサーノには本当に失望している。彼には多くの問題があり、契約更新に関しても考慮すべき点が多々あるね。もう立派な大人になるべき年齢だし、多額の報酬を受け取っているわけだから、プロフェッショナルとしての姿勢を見せて欲しいよ」




2004年10月18日:主力選手達に契約更新へ。
・財政難により契約更新が遅れ気味だったがスカイTVからの多額のスポンサー料によりローマは主力選手達への契約更新ができそうだ。
既に、マンシーニやデ・ロッシに対しては更新済みであるが、カッサーノやペリッゾーリそしてトッティに対して更新するらしい。




2004年10月15日:スカイTVと正式に契約する。
・ローマとスカイTVとの間でテレビ放映権の契約で正式に結んだ。
2005−06シーズンから2シーズンに渡るテレビ放映権をスカイTVに譲渡した模様。放映権は1億ユーロでさらにチャンピオンズリーグに出場すると3000万ユーロが追加されるという。
財政縮小の道を余儀なくされていたローマだが、これによって現在の主力選手達の残留に希望がもてそうだ。




2004年10月12日:デ・ロッシがユーベに狙われる。
・ユベントスはカッサーノを狙っているらしいが、デ・ロッシにも目を向けているらしい。
既にデ・ロッシの代理人には5年契約で年俸400万ユーロを提示しているらしい。
それに対して、ローマも契約更新を考えているらしく、現在デ・ロッシの年俸、50万ユーロから130万ユーロに引き上げることを考えているらしい。




2004年10月11日:カッサーノの契約更新は400万〜500万ユーロ。
・ローマはカッサーノの契約更新の用意があるそうだ。
その根拠としてはスカイTVとの放映権を譲渡する際に5000万ユーロが手に入ってくることだ。
カッサーノはトッティと同額の400万〜500万ユーロを希望しているそうだ。




2004年10月9日:ユーベのGMがカッサーノに興味。
・ユベントスのGMであるモッジ氏がカッサーノに興味があるらしく次のようにコメントした。

「カッサーノは類を見ない才能であり、多くのモノを訴えかけてくるよ。もちろん、私は彼をユヴェントスに招待したい。是非とも一緒に仕事をしたいし、クラブ中の皆が歓迎することだろう。ただ、彼がここに来て成功したいのなら規則に従うことを覚えなければならないね」





2004年10月5日:カペッロ監督がカッサーノについてのコメント。
・現在ユベントスの監督を務めている前ローマの監督のカペッロ氏はカッサーノについて質問されて次のようにコメントした。

「ローマは、私がカッサーノを邪険に扱ったと言って批判しているが、決してそんなことはないよ。私の見方と彼らの見方は異なっている。カッサーノとは良い関係を築けていたと思うし、まるで親子のように感じたこともあった。そして彼をイタリアン・フットボールのシンボルになる人材だと考えて指導にあたったつもりだよ。もしローマを離れるのなら多くのクラブが獲得に動くだろうが、ユーヴェもその内の一つだね。」




2004年10月6日:デ・ロッシがインテルのFWに謝罪をする。
           :キヴらが復帰。
・インテル戦でデ・ロッシの強烈なタックルを受け負傷したインテルのFWマルティンスに電話で謝罪をした。
幸いなことにマルティンスは軽い怪我でとどまったらしい。

・怪我で休んでいたキヴ、ダゴスティーノ、ゾッティが他の選手らと一緒に練習を行った。次節のリボルノ戦に出場できる可能性がでてきた。



2004年10月3日:第5節のインテル戦の召集メンバー。
・第5節のインテル戦召集メンバー
召集メンバー
FW カッサーノ
モンテッラ
ミド
コルビア
MF トッティ
マンシーニ
ペロッタ
アクィアーニ
ダクール
デ・ロッシ
DF カンデラ
クフレ
フェラーリ
デラス
パヌッチ
サルトール
スクルト
メクサス
GK ペリッゾーリ
クルシ

赤字は予想先発メンバー(勝手に)





2004年10月2日:デル・ネーリ氏のコメント。
・「私は大きな情熱と好奇心を持ってローマにやって来た。まさに今がキャリアの中で最高の瞬間だよ。クラブ首脳陣との交渉は実に肯定的なモノであったし、センシ会長の人格は素晴らしく、彼は私にこの責任ある仕事を任せてくれた。プレーヤー達とは話す時間があまりなかったので握手をしただけだが、これから数日間で様々なことを伝えていかなければならないね。チームのクオリティは高いし、リーグ・スケジュールもまだ4日しか消化されていない。私としては充分に巻き返せる状態にあると思うよ。」




2004年10月1日:デル・ネーリ監督がチーム構想を語る。
・フェラー監督が辞任したことにより、デル・ネーリ氏が就任することになった。デル・ネーリ氏は以前キエーボの監督であり、キエーボをセリエAに昇格させた実績をもっている。
以下は
デル・ネーリ氏のコメントです。
「ローマが優れたチームであることは議論の余地がなく、今はとにかく仕事をしてこの難しい状況を打開することだ。言わせてほしいのだが、私は暫定的な監督としてここにいるつもりはない。また私は、
トッティカッサーノを『2人で1組のオフェンス』と考えいるわけではなく、攻撃においては、そこに奥行きを与えられるようなセンター・フォワードを欲している。ただもちろん、カッサーノは人間的に厚みがあって誠実だ。彼とは、誠実で礼儀正しい関係を築いていきたい。礼節は人間関係の基本だからね。わたしのサッカー哲学は、攻撃的で敵より多くのゴールを奪うこと。とてもシンプルなサッカーだ。ゴールすること、ボールのキープ、そして走ること。フィールド上では、食べない、寝ない、歩かない、ということさ」。