2004年11月26日:キブが再手術。
・ルーマニア代表のDFクリスチャン・キブが手術を行うことになる。
キブは7月のオフにビーチバレーをした際に怪我をしていまい、手術を行い、最近復帰の噂があったが、この手術により、復帰は遠ざかりそうだ。




2004年11月20日:トッティがユニセフのアニメに協力。
・ユニセフが制作したアニメにトッティが声優として関わるらしい。
アニメの題名は、「記憶をなくした者たちの島」。トッティの役柄は、カニの声を演ずるらしい。




2004年11月19日:イタリア杯のメンバー。
            :デル・ネーリ監督の記者会見。
・けが人が続出しているローマだが、20日に行われるイタリア杯2回戦の召集メンバーが発表された。
以下に示します。主力メンバーであるトンマージ、キブ、パヌッチ、ダクール、クフレ、デラス、ゾッティ、モンテッラ、マンシーニが、メンバーからはずれた。

FW カッサーノ、コルビア、ミド、ビルガ
MF トッティ、アクイラーニ、ダゴスティーノ、デ・マルティーノ、デ・ロッシ、
ペッロッタ
DF ブリオッティ、カンデラ、フェラーリ、メクセス、サルトル、スクルト、グリッロ
GK クルチ、ペリッツォリ


・ここ2試合で得点が無く、2連敗と成績が振るわないローマだが、デル・ネーリ監督はまだ希望を捨てていないみたいだ。以下にコメントを掲載します。
「私はチームが今の厳しい状態から抜け出せると確信している。何とか向上しようとしているし、できる限り最高のチームを構成しようと努めている。」
就任の時にチャンピオンズリーグ4位以内を目標に掲げていたことに対しては、
「目標を口にしたのは間違っていた。順位に目を向けるのも大事だが、良い結果出すためだけに励むのはもっと大事なことだ。」
トッティ、カッサーノ、モンテッラについては、
「そのために努力しているが、我々は彼らを追い込まないようにしてやらなくてはならない。でないと、あまりに疲れてしまうからね。」
レッジーナ戦後、口をつぐみ、辞任の噂もちらほらでてきたことについては、
「あの時は大きな後悔で一杯だったからね。しかし、あれは状況をよく考え直すための方法でもあったんだ。匙を投げるなんて一度として考えたことはないよ。私は元気だし、やる気に満ちているよ」




2004年11月18日:イタリア代表がフィンランドに1−0で勝利。
・イタリア、メッシーナのスタジアム、サン・フィリッポ・スタジアムで行われた親善試合に1−0で勝利を収めた。得点したのは、フィオレンティーナに所属しているミッコリ。
また、ブルガリアのソフィアで行われた、アンダー21のイタリア代表がブルガリアのアンダー21の代表を破った。




2004年11月17日:レッチェのポジノフがローマ移籍を希望。
            :トッティのコメントを掲載。
・12節を終えた時点で8得点を挙げ、9得点のモンテッラ、シェフチェンコ、アドリアーノにつぐ位置につけている、レッチェに所属しているポジノフがローマに移籍したいとコメントした。以下がポジノフのコメントです。
「もしローマへ羽ばたいてフランチェスコ・トッティの横でプレーできたとしたら最高だろうね。また、ヴィンツェンツォ・モンテッラも素晴らしいカンピオーネだと思うよ。僕は移籍するならビッグクラブへ行きたいって決めているんだ。もちろん海外でも構わないけど」


・現在12節を終えた時点で15位と奮わないローマだが、トッティが以下のようなコメントをした。
「僕がローマでプレーを始めてから今が最もデリケートな瞬間だ。でも、これまでだって苦しい時はあったが、ローマはいつだって克服して来た。だから、今回のような状況だって諦めてはいけないんだ。試合で何度もミスがあったことは事実だけど、すべての不満や過去の罪は今は置いておくべきだ。論争は無視しよう。クラブやティフォージは尊重するべきだからな。それに、チームの若手たちに過度の責任を背負わせても意味なんかないだろ?」




2004年11月16日:カッサーノら主力選手は売らない意向。
             :モンテッラがチームの現状を訴える。
             :フィンランド戦でローマからはモンテッラら3選手が選出された。
・ローマ財政担当者が冬のマーケットでカッサーノら主力選手を手放さない意向を示した。
以下がローマの財政担当者のコメントです。

「我々は冬のマーケットでプレーヤーの削減に踏み切るでしょう。しかしこれはカッサーノのような主力を売るということではありません。現在構想に入っておらずプレー機会の少ないプレーヤーが該当します。彼らはクラブの財政を圧迫するだけで不必要な存在だと考えています。これはクラブ財政の均衡を図る上でも重要な行動だと言えるでしょう」


・12節レッジーナとの対戦を終えたローマの順位は15位である。11節はホームでボローニャに0−3で敗れ、レッジーナにも0−1で敗れた。ここ2試合で得点がとれていない。攻撃の役割を担っているモンテッラのコメントを掲載しました。
「得点が挙げられない。これが今の状況のすべてだ。何て表現すればいいのかわからないけれど、順位は実力を表すものだ。事実、ローマには選手が欠けている。多くの選手がケガをしていて、何人かは実力を出せていない。チームはアイデンティティーの危機に陥っている。ただ、僕らに闘う気がないと思っているなら間違いだ。勝利か、意味のある結果が必要だ。こう言わなければならないのは悲しいことだが、今のチームには強い意志が欠けている。何人かの主力選手の中でもだ。シーズンオフにチーム構成を考える人間は、シーズン中にはケガ人も出るってことも考慮しなければならないはず。今のローマのトップチームは完璧な状態ではなくて、いつも応急処置で戦っている。論争をするつもりはないけど、実際にチームがどんな状況なのかを口にするのは間違ってはいないだろう」


・17日に行われる、フィンランドとの親善試合でローマからモンテッラ、デ・ロッシ、ペリッゾーリの3選手が選ばれた。また、アンダー21のイタリア代表はブルガリアとの試合を行い、アクイアーニが選ばれた。
以下はイタリア代表のメンバーです。
FW モンテッラ(ローマ)、カラッチョロ(ブレシア)、ミッコリ(フィオレンティーナ)
トーニ(パレルモ)
MF バローネ(パレルモ)、ブラージ(ユベントス)、デ・ロッシ(ローマ)
ディアナ(サンプドリア)、エスポージト(カリアリ)、マウリ(ウディネーゼ)
DF バルツァーリ(パレルモ)、ボネーラ(パルマ)、キエッリーニ(フィオレンティーナ)
マテラッツィ(インテル)、パリージ(メッシーナ)、ザッカルド(パレルモ)
GK ペリッゾーリ(ローマ)、ローマ(モナコ)




2004年11月15日:ミドは構想外で放出か?
            :ローマの財政難は続く。
・デルネーリ監督がミドに対して、チームの戦力と見なしていないことを明らかにした。
以下はデルネーリ監督がミドに対してのコメントです。
「今は補強・放出について話すべきタイミングでは無いだろう。ただ一つ言えるのは、彼は私が希望して獲得したのではなく、以前の監督の意思に伴って補強されたんだということだよ。現在構想外になってしまっている者については他へ行った方がプレーヤー自身のためにもなるだろうし、決して反対したりはしない。」


・ローマはスカイTVに放映権を譲渡し、1億ユーロを手にしてにも関わらず、財政は赤字のようだ。
その煽りを受けて、1月のマーケットでは、クリスチャン・パヌッチ、オリバー・ダクール、アーメド・ホッサム・ミド、バンサン・カンデラ、マルコ・デルベッキオらの名前が挙がっている。
ディフェンダーの要であるパヌッチに関しては、恩師であるカペッロ氏が指揮をとっているユベントスに移籍すると、考えられている。




2004年11月14日:リマが復帰を希望。
・昨シーズンのオフにローマの契約が切れて、ロシアのクラブに移籍した。
そのクラブ(ロコモティフ・モスクワ)の一員として、ロシアリーグの優勝を勝ち取った。そのリマがローマ復帰を望んでいる。以下がコメントです。
「僕が加入した時のロコモティフ・モスクワは7位だったから、優勝できたのはうれしい。これでシーズン終了だから、ブラジルでバカンスさ。ただ、バルディーニ(ローマGM)には1月にはローマにいると伝えてほしい。電話番号は前と同じさ。ローマが僕にオファーしてくれたら光栄に思うよ。」





2004年11月13日:カッサーノと和解が成立。
・デルネーリ監督とカッサーノとの間に亀裂が走った問題について、話合いがもたれ和解がされた模様。以下はクラブが発表したコメントです。

「ロセッラ・センシ代表取締役、ルイージ・デル・ネーリ監督、アントニオ・カッサーノ選手の間で話し合いの場が持たれ、カッサーノ選手の立場が明確になりました。カッサーノ選手は、クラブとチーム内の秩序を保つための規律に反した自己の振る舞いを認め、今後はチームの一員として最大限のプロ意識を持ち、チームが目標に到達できるよう精一杯の努めると約束しました。ロセッラ・センシ代表取締役は、カッサーノ選手が見せた責任ある態度を評価し、この話し合いで過去のすべての問題は解決したと判断したのです。」




2004年11月13日:パヌッチが監督に謝罪し復帰。
パヌッチとデルネーリ監督との間に関係改善された。
以前、パヌッチが集合時間に遅刻し監督と口論して、チームから遠ざかっていた。

以下はデルネーリ監督のコメント。
「パヌッチは私に謝罪した。人間的に素晴らしい振る舞いだった。私たちの関係は以前の通りに素晴らしいものに戻った。」




2004年11月12日:カッサーノは移籍?
・10日にスタジオオリンピコで行われたウディネーゼ戦で3−0でローマは完敗した。
その中にカッサーノがいなかった。怪我であれば、いいがそうではない。
最近、カッサーノと監督との仲がよくなく練習にも参加していなかったらしい。
また、レアルやミランに移籍するなど噂がでている。ミランのカカがカッサーノを歓迎するコメントをだしている。ただ、移籍するなら、シーズンが終わってから進むらしい。
しかし、このまま試合にでれない状態が続けば、カッサーノもクリスマスからのカルチョメルカートで動くかもしれない。
ローマには、カッサーノが必要だ。

それにしても、ローマの選手がどんどん他のクラブに移籍していまう。どうにかして歯止めをかけて欲しいものだ。




2004年11月8日:第10節のミラン戦はドロー。
・この試合は、私が加入しているブロードバンドテレビで放映した。久しぶりにローマの試合が見れた。
ガゼッタスポーツ紙ではトッティの採点が5.5だった。確かに、見てみるとトッティの動きが鈍かったようにみえた。
全体的な流れもローマが攻められっぱなしだった。シュートまで辿りつくのは希だった。ミランはトマソン、クレスポ、シェフチェンコなどがローマのゴールマウスを襲った。もう少しでゴールというシーンが何度も見受けられた。ドローで良かったというのが正直な感想だ。また、アウェーだったし。
この試合をきっかけでローマは立ち直ってほしい。それとも今シーズンのローマはもうだめかもしれない。

ミラン戦の詳細につきましては、こちらで紹介していますので、ご覧ください。



2004年11月7日:カッサーノはミラン戦のメンバーからはずれる。
カッサーノはミラン戦に登録されなかったようだ。
会長のフランコ・センシ氏は次のようにコメントした。

「我々は彼の価値を分かっているからこそ、話し合いの場を持って彼の気持ちや行動の原因を知ろうとしている。しかし今朝に予定していた話し合いには、いくら待っても彼は来なかったよ。だから今週のゲームのメンバーからは外さざるを得なかったんだ。たった一人のプレーヤーのためにチーム全体を犠牲にすることは出来ないからね。ただ、彼は売り物にはならない。規則を尊重しないためにチームには参加できないが、問題を解決するための対話はこれからも続けていくし、可能な限り適切なトレーニングも行っていくつもりだよ。」




2004年11月2日:DFのサルトールがカッサーノに対してコメント。

・「カッサーノの状況は、我々がどのような成績を残すかに影響されているような気がする。ローマが上手くいっていれば何の問題もないし、逆に不調であれば不安定になってしまう。つまり彼にはまだ困難な時期を乗り越えられるような精神力が無いんだろう。だから我々がサポートして助けてやらなければならないし、彼はこのチームにとって非常に重要な存在なんだ。もちろん、彼も他人を尊重するということを学ばなければならないんだけどね」