2004年7月7日:トッティがマリア像にユニホームを捧げる。
 ローマにある教会のマリア像にユニホームを捧げた。
そのユニホームには次のようなことを書いた。
 「神の愛である聖マリアさま、私をお許しください、そして生涯、私のそばにい続けてください、」

 これは、トッティが
ユーロ2004の大会で唾を相手の選手に吐き、3試合の出場停止処分を受け、同時にイタリアも予選敗退してしまった。イタリアのエースで期待されていた分、責任を感じていたのだろう。トッティは今年に行われる、オリンピックの代表に招かれるらしいなので、ぜひとも頑張って欲しいものだ。

2004年7月6日:デラス、残留を希望。
 ユーロ2004で優勝を果たしたギリシャ代表の一員であるトライアノス・デラスは代理人を通じてローマに残留したい旨を伝えた。
 「彼にはポルト、エヴァートン、スパーズ、他にもイタリアのクラブなど合計10のオファーが届いています。しかしデラス本人はローマのジャージを着続けることを望んでおり、クラブが必要性を示してくれることを待っています」

2004年7月3日:フランコ・バルディーニGMがユーベを批判
 エメルソンの移籍に関して交渉をしているフランコ・バルディーニGMがユベントスの交渉姿勢を批判した。
 「ユーヴェはこの移籍交渉をプレスを通して行う気なのだろうか。”エメルソンに関する交渉が合意に近付いている”といった発言をしているみたいだが、事態はむしろ逆で合意とは遠ざかっているよ。そもそも彼らから現実的なオファーを受け取っていないし、新しい提示もなされていないままだ。これでは合意なんてとんでもない。現時点ではインテルレアルだけが具体的なオファーを持ってきている」

2004年7月2日:マッテオ・フェラーリの移籍合意が間近。
 パルマのDF マッテオ・フェラーリの移籍はほぼ間違いない感じだ。当選手の代理人、マウロ・ガスペリーニ氏は次のように言った。
 「交渉はほぼ終了しており、あとは細かい部分に関する調整を行うだけとなりました。マッテオはプランデッリの下でプレーすることを望んでおり、彼らの信頼関係は上手くいっています。さらにプランデッリのプランは興味深いモノで、既に居るカンピオーネと若手を融合させるという考えにマッテオは適合することが出来るでしょう。マッテオは大きな志を持ってローマへ行くことになります」

2004年6月30日:インテルがカッサーノにオファー。
インテルの会長マッシモ・モラティ氏が、ローマの会長であるフランコ・センシ氏と会談してアントニオ・カッサーノに対して3000万ユーロで獲得したいと申し出た。これに対してセンシ会長は断っておらず、検討中であるという。

2004年6月4日:カペッロ元監督「ローマは去って欲しかった。」
ローマを去り、ユベントスの監督になったカペッロ監督、はロマニスタから非難されているのに対し次のように言った。

「ローマでは、私がすべての責任を捨てて逃げたというような意見が多数を占めているようだが、それは真実ではない。ローマは私が去ることを了承したし、むしろ去って欲しかったのだと思う。なぜなら私の報酬は彼らにとって重いものであり、いずれにせよ現状を維持することは出来なかったのだよ。
イタリアの監督ならば皆ユーべの指揮を執ってみたいものさ。インテルレアルは長々と話し合いを求めてきたが、モッジはわすか10時間で決めた。もし彼らが余分な要素を省いて、的確な時間で交渉を行えば、その地に行ったのかもしれないね」

2004年6月3日:ブランデッリ監督「若手選手に溢れた素晴らしいチーム」。
ブランデッリ監督がトリゴリアに就任後、初めて姿を現した。
「ファンの方に対して約束はしないが、若手選手に溢れた素晴しいチームを作っていきたい」と語った。

また、
トッティとの関係も良好らしく、来シーズンの構想を彼に話した所、大いに気に入ってもらえたようだ。

2004年6月1日・エメルソンを巡りに三つ巴。
 レアル・マドリードはエメルソンを獲得するため、近日中にもローマに対し正式にオファーすることを明らかにした。これによって、インテルユベントスに加えてレアル・マドリードまでがエメルソンの獲得争奪戦に加わった。


2004年05月28日:カペッロ監督がユベントスの監督に就任。
 カペッロ監督がユベントスと3年契約を結んだ。
気になるASローマの監督の後任は決まっていないが、関連記事を読むと以前プレミアリーグで監督をしていたジェラール・ウリエ氏の名前が上がっている。

 今シーズンの主力メンバーが次々と移籍し、名将のカペッロ監督がローマを去ったことにより、来シーズンの戦力ダウンは否めない。
また、
センシ会長にチームの戦力アップを望んでいる、フランチェスコ・トッティの移籍が現実味を帯びてきた。


2004年5月9日・ACミラン・スクデット獲得
第32節、ACミラン戦でローマは0−1で敗戦したことにより、ミランのスクデットが決定した。
今シーズンのミランは強かった。ローマからミランへカフーが移籍したことによりローマは戦力ダウンし、ミランはアップした。戦力的にもローマとミランでは断然ミランが有利だった。リーグが始まる前の予想では4位か5位ぐらいとみられていただけに、2位という成績は満足であったに違いない。
 リーグ戦をみてみるとミランにスキは十分あった。ミランはTOYOTAカップでチャンピオンズカップで敗戦を喫し、かなり気を落としていた。特に、TOYOTOカップの後はそう見受けられた。しかし、そこから立ち直りタイトルが是が非でも取りたいという意欲があった。
 ローマはUEFAカップでは4回戦で敗れ、コパイタリア杯でも準々決勝どまりで、リーグ戦に力を注いでいたと見られた。その結果、2位だった。
 ローマデルビーでは、1勝1分と負けなしで終わった。ラツィオとの力の差を見せた。
ただ、1分の試合が再試合で、スクデット争い終盤に行われた。その試合では、その後に行われるミラン戦に弾みをつけるため、是非とも勝ち点3を取りたかったと感じられた。


2004年05月02日
ASローマオフィシャルサイトでは、次節のACミラン戦はマンシーニ、カリューが遠征メンバーからはずれている。攻撃陣はいつものレギュラーが出場しないので、守備をしっかり固めて攻撃に転じる戦術でミランから勝ち点を取りたいものだ。
 カペッロ監督は記者会見で、
エメルソンは移籍するであろうと発言。トッティに関しては、チームに残って欲しいと発言した。
 
サムエルは、チェルシーに移籍するとの噂あり。本人はローマに残りたいと言っている。