2004年7月31日:マッテオ・フェラーリを獲得。
・パルマに所属しているDFのマッテオ・フェラーリを4年契約で獲得した。
フェラーリはすでにトリゴリアで練習をしていて、やっと正式に決定した感じだ。
今度はローマが獲得したい選手は、パルマに所属している、FWの
アルベルト・ジラルディーノだ。エメルソンユベントスに譲り、移籍金が入り資金にもゆとりが出来た。また、ユベントスもジラルディーノを獲得する動きがあったが、エメルソンを獲得したことにより移籍金にゆとりがなくなった感じだ。


2004年7月29日:トンマージが手術。
・トンマージが4時間におよぶ手術を行った。手術後には会長のフランコ・センシ会長が駆けつけ関係が良好であるところを見せた。


2004年7月28日:トッティ「チャンピオンズリーグで勝ちたい」
           :エメルソンがユベントスに移籍。
トッティが今シーズンの抱負と移籍したエメルソンに対してコメントした。
「チャンピオンズリーグで勝ちたい。すでにスクデットは獲ったことがあるからだ、」と語ったトッティは「チャンピオンズリーグではいつもセカンド・ラウンドで敗退している。もちろんもう一度スクデットを獲得するのも悪くないよ」
エメルソンに対しては、もし会ったら挨拶するかの質問に対してこう答えた。
「いや、彼にあいさつはしないだろう」

・ローマとユベントスとの間で、エメルソンの移籍問題にほぼ決着がついた。移籍金は1200〜1400万ユーロとの噂。ユベントスのGM
ルチアーノ・モッジ氏がコメントした。
「我々はエメルソンの移籍に関して、ローマと協定を結びました。今のところ、それ以上はありません」


2004年7月26日:パルマのGMがパルマDFジラルディーノを引き留める。
ローマユーベミランに移籍すると噂されている、パルマのジラルディーノに対して、パルマのGMであるルカ・バラルティ氏が引き留める発言をした。
「我々は新シーズンもジラルディーノが残留すると確信している。彼に多くのクラブが興味を示していることは、むしろ喜ばしいことであり、我々は彼の引き止めに全身全霊をかけるつもりだよ。それがチームにとってもプレーヤーにとっても最良の選択であると考えているんだ」


2004年7月23日:2-0でストーク・シティに勝利。
           :トンマージが靭帯損傷の可能性。
           :マッテオ・フェラーリがトリゴリアで練習。
           :プランデッリ監督が発言に対して訂正する。
・オーストリアでイングランドの2部リーグに所属しているストーク・シティ2−0勝利した。得点者は移籍したメクセス、ダスコティーノ。

・ストーク・シティでの練習試合で
ダミアーノ・トンマージが左膝靭帯を痛めた。
トンマージには最近、スパルタク・モスクワからオファーがあり交渉している噂があった。

・まだ正式には移籍が決まっていないがほぼ決定しているパルマのDFの
マッテオ・フェラーリがローマのクラブハウスのトリゴリアで練習を開始した。同時にバカンスから帰ってきた、トッティパヌッチもチームに合流した。


プランデッリ監督が先に発言したこと(「選手たちは技術面では非常に優れているが、戦術や規律の面ではかなり劣っている」)に対して、カペッロ元監督(現ユベントス監督)が反論した「私は4つのチームを率いてきたが、決して前任者の仕事を批判したことはなかった」
これに対して、プランデッリ監督は、次のように訂正した。
「私はカペッロのことを言ったわけではない。ただ、一緒にプレーしたことのない選手たちがいて、戦術面ではまだ準備ができていない、と言っただけだ。カペッロに言及はしていない」


2004年7月22日:デロッシ「すべてが変わった。」
            :プランデッリ監督が練習メニューに不満。
・若手であるデロッシが今年のチームは去年と比べて随分雰囲気が変わったことについて意見を言った。また、前監督であるカペッロ監督に対し感謝の言葉を言った。
「全てが変わった。分からないことがあれば、誰もが説明してくれる雰囲気がある。これはチームをよりいい方向に導くと思うし、それを証明できると思う」。
「でも僕は決して恩をすぐ忘れる人間じゃないし、
カペッロと彼のスタッフにはすごく感謝している。今この場で話が出来ているのは、彼のおかげであり、彼の指導は一生忘れない」


プランデッリ監督は練習メニューが勝手に決められたことに対し、不満に思い心境を語った。また、前監督のカペッロ氏(現ユベントス監督)を、皮肉った。
「満足していない。まだ私はチームのことをよく知らず、この時期に練習試合をするのは理に適っていない。誰かほかの者がトレーニングの計画を作成したことが分かる」
「選手たちは技術面では非常に優れているが、戦術や規律の面ではかなり劣っている」


2004年7月21日:グラスコー・レンジャースに敗戦。
           :ブラジル代表のFWがローマのオファーに関心がある。
・グラスコー・レンジャースにローマは、1−4で破れた。
 
プランデッリ監督は次のようにコメントを残した。
「今日の試合で唯一良かったのはメクセスのプレーだ。最後まで諦めないという正しい姿勢で戦っていた。彼は大事なことを伝えてくれた。選手の価値はこういったところでも見ることができる。だが、ほかの選手たちが頑張っていなかったという意味ではない。こういったケースではプレーや選手の質について評価を下すことはしない」


2004年7月20日:デラスがチェルシーに移籍。
            :キヴゥが怪我。
・ローマは350万ポンドでデラスを放出することを、チェルシーと合意したらしい。デラス自身はまだこの移籍に関してはなんとも反応していないみたいだ。彼自身はローマ残留が希望らしいがビッククラブであるチェルシーに移籍する可能性は十分ある。

キヴゥが怪我をした。痛々しい映像だが、一日も早く直して欲しいものだ。

2004年7月17日:デラスに3つのクラブからオファー。
・ギリシャ代表でユーロ2004の大会で活躍したトライアノス・デラスにオファーが届いていると代理人のステファノ・アントネッリ氏が述べた。ポルトエヴァートントテナムの3つ。デラス自身はローマに残りたいらしい。


2004年7月15日:リマがロコモティフ・モスクワへ移籍
・今年で33歳になったブラジル人MFフランシスコ・リマが2年契約、年俸130万ユーロ(約1億7600万円)でロコモティフ・モスクワ(ロシア)移籍した。


2004年7月14日:ローマのオフスケジュール。
・7月17日 in オーストリア
 GAK-ROMA

・7月20日 in オーストリア
 RANGER G.-ROMA

・7月23日 in オーストリア
 STOKE CITY-ROMA

・7月29日 in アメリカ
 ROMA-CHELSEA(チェルシー)

・7月31日 in カナダ
 ROMA-CELTIC

・8月3日 in アメリカ(New York)
 ROMA-LIVERPOOL(リバプール)

・8月8日 in 東京
 ROMA-F.C. TOKYO


2004年7月14日:トンマージに3つのクラブからオファー。
            :エメルソン「移籍できなかったら、1年間休養する。」
・今年で30歳を迎える、トンマージに欧州クラブからオファーがきた。
バルサ、スパーズ、スパルタク・モスクワのクラブ。バルサとスパーズはトンマージの要求額が高すぎるため、腰が引けてるそうだ。あとのスパルタ・モスクワとは交渉が進んでいるそうだ。

エメルソンの代理人によると、エメルソンはユベントスに移籍できなかった場合、故国のブラジルに帰って休養をとると言っているらしい。

2004年7月13日:カンデラが心機一転。
ロングヘアだったヴァンサン・カンデラがばっさり切り頭を丸めた。
おそらく、昨シーズンはほとんどベンチを温めることが多く、試合に出場できなかった。今シーズンにかける意気込みを示したのかもしれない。

2004年7月11日:ギリシャ代表のデラスを放出する方針。
            :モンテッラ「もう膝は完治した。」
・ギリシャ代表のトライアノス・デラスがローマの事情により放出されそうだ。
 最近行われたユーロ2004の大会で活躍し、ヨーロッパクラブからオファーが殺到しているらしい。
 デラス自身はローマに残りたいとコメントをのこしたが、ローマとの契約が今年までという事情があり、今が売り時とクラブは判断したようだ。ローマ移籍金を500ユーロと設定したそうだ。なお、2003-04シーズンのリーグ戦で出場機会がほとんどなかったというのも理由の一つかもしれない。
ポルト、スパーズ、エヴァートン、シャクタル・ドネツクというクラブが彼に興味をもっているらしい。

ビゼンツォ・モンテッラ、キャンプに望むコメント。
「ベストの状態でキャンプに参加できるよう、ここ2カ月間必死でトレーニングを行ってきた。ひざはもう大丈夫だ。僕にとっては来シーズンが再出発の年になる」
「30歳になった今では、いろいろなことがよく分かっている。僕のことをもうすべての力を出し尽くした過去の選手のように思っている人たちが多いようだが、そうではないことを証明できるだろう。プランデッリは優れた監督だ。内容のいいサッカーを追求している監督だから、楽しんでプレーできると思う」


2004年7月11日:エメルソンがキャンプ参加命令に従わず。
           :カッサーノは足の怪我によりオリンピック出場は微妙。
           :プランデッリ監督がユベントスのブラージ獲得を熱望。
エメルソンに対して、7月13日からキャンプに参加するよう要請したが彼は従わなかった。最近、ユベントスとローマとの間で繰り広げられた移籍交渉のもつれで気落ちしてトレーニングできる状態ではないらしい。エメルソンは前監督だった、ユベントスの監督ファビオ・カペッロの元でプレーしたい気持ちがあるらしく、個人的にユベントスと契約をした。しかし、ローマは移籍金を多く払ってくれるインテルやレアル・マドリードに移籍させたいらしい。お互いの思惑がすれ違い、ローマとエメルソンとの関係はよくないみたいだ。

・来月、ギリシャのアテネで行われるオリンピックのオーバーエイジ枠に
ピルロフェラーリペリッツォーリが選ばれるらしい。以前はトッティ、カッサーノの名前が上がっていたがトッティは代表監督であるリッピがあまり乗る気ではないらしいし、カッサーノに関しては、シーズン中に負った足の怪我で出場できる状態ではないらしい。

プランデッリ監督がユベントスに所属しているマヌエル・ブラージについて次のようにコメントした。
「私はマヌエルの獲得を熱望している。彼はローマがこれから伸びていくためのプランに欠かせない存在だと言えるだろう。パルマで一度仕事をしているから彼を分かっているつもりだし、高く評価している」


2004年7月8日:GMフランコ・バルディーニがアルベルト・バルディーニに興味を示す。
            カッサーノ、オリンピック代表に。
 ・パルマのFWと同時にオリンピック代表であるアルベルト・バルディーニにGMのフランコ・バルディーニがコメントした。
「彼はクラブの決定を待っている状況だが、今までエンリコ・ボンディ新会長が彼を売りに出すことは無かった。その点から考えると難しいかもしれないが、もし放出されることになればウチが優先的に交渉出来ることになっているんだ。我々は彼の獲得を心から望んでおり、また実現すると信じているよ」


 ・
オリンピック代表に招かれると囁かれていたフランチェスコ・トッティだが、フル代表の監督である、リッピはワールドカップ予選が近いこともあり、あまり乗る気ではないらしい。イタリアサッカー協会はローマのアントニオ・カッサーノ、ユベントスのブッフォン、そして、近くローマと合意する予定のマッテオ・フェラーリを選ぶ予定。

2004年7月7日:トッティがマリア像にユニホームを捧げる。
 ローマにある教会のマリア像にユニホームを捧げた。
そのユニホームには次のようなことを書いた。
 「神の愛である聖マリアさま、私をお許しください、そして生涯、私のそばにい続けてください、」

 これは、トッティが
ユーロ2004の大会で唾を相手の選手に吐き、3試合の出場停止処分を受け、同時にイタリアも予選敗退してしまった。イタリアのエースで期待されていた分、責任を感じていたのだろう。トッティは今年に行われる、オリンピックの代表に招かれるらしいなので、ぜひとも頑張って欲しいものだ。

2004年7月6日:デラス、残留を希望。
 ユーロ2004で優勝を果たしたギリシャ代表の一員であるトライアノス・デラスは代理人を通じてローマに残留したい旨を伝えた。
 「彼にはポルト、エヴァートン、スパーズ、他にもイタリアのクラブなど合計10のオファーが届いています。しかしデラス本人はローマのジャージを着続けることを望んでおり、クラブが必要性を示してくれることを待っています」

2004年7月3日:フランコ・バルディーニGMがユーベを批判
 エメルソンの移籍に関して交渉をしているフランコ・バルディーニGMがユベントスの交渉姿勢を批判した。
 「ユーヴェはこの移籍交渉をプレスを通して行う気なのだろうか。”エメルソンに関する交渉が合意に近付いている”といった発言をしているみたいだが、事態はむしろ逆で合意とは遠ざかっているよ。そもそも彼らから現実的なオファーを受け取っていないし、新しい提示もなされていないままだ。これでは合意なんてとんでもない。現時点ではインテルレアルだけが具体的なオファーを持ってきている」

2004年7月2日:マッテオ・フェラーリの移籍合意が間近。
 パルマのDF マッテオ・フェラーリの移籍はほぼ間違いない感じだ。当選手の代理人、マウロ・ガスペリーニ氏は次のように言った。
 「交渉はほぼ終了しており、あとは細かい部分に関する調整を行うだけとなりました。マッテオはプランデッリの下でプレーすることを望んでおり、彼らの信頼関係は上手くいっています。さらにプランデッリのプランは興味深いモノで、既に居るカンピオーネと若手を融合させるという考えにマッテオは適合することが出来るでしょう。マッテオは大きな志を持ってローマへ行くことになります」