スパレッティ監督
「４−０というスコアだけでは不十分だ。それほど良いプレーをしていたわけではない。パルマの方がわれわれよりもチームとしてよくまとまっていたし、前半の間はずっとパルマが優勢だった。モンテッラとペッロッタの２つの個人技で勝っただけだ。パルマの選手の方が良いプレーをしていたし、フィジカル面もしっかりしていた。」
「２−０になってからはよりシンプルに、落ち着いてリードを守れるようになった。だが、目標はチーム力を全体的に向上させることだ。トッティ？　交代させなかったのは、ベンチに座るよりプレーした方がコンディションを取り戻せると思っているからだ。もちろん、彼はもっとやってくれなければ困るし、やれると思う。」
「カーニ監督（エンポリ）には賛辞を送りたい。彼のチームは試合をうまく進めることができる。非常に難しい試合になるだろう。昨季の対戦でも敗れたし、十分に注意しなければならない。」



・結果は4-0で圧勝した。
前半はパルマのプレッシャーから中盤を支配できず、ロングボールを多用するシーンが多かった。
先取点は、そのロングボールから生まれた。フェラーリからのボールをモンテッラが上手いトラップで、2人のディフェンダーをかわし、得点した。
2点目は、中盤でデ・ロッシがボールをカットして素早く縦に送った。フリーランニングをしていたペロッタがパスを受け、キーパーと一対一になり、キーパーの股間を通して、得点をした。
後半は、前半よりボールを回すようになり、面白い試合を見れた。



・相手は、ここ2試合連敗中のパルマ。順当に行けばローマは勝てると思う。
しかし、マンシーニとタッディがアクシデントに見舞われてしまった。タッディの詳細は入っていないが、マンシーニは、2週間の怪我を負ってしまった。この2選手を欠くことは大きい。スパレッティ監督のコメントにもあるように、戦術上、必要不可欠な選手だそうだ。（スパレッティ監督のコメントはこちら。） この2人を欠いて、パルマ戦をどう戦うか、スパレッティ監督の采配に注目したい。

この試合に注目したいのは、トッティ。ここ数試合のトッティは、パスやシュートに関して、本来の切れ味がない感じを受ける。報道では、左足首の怪我が長引いているそうだ。トッティのスルーパスがペロッタやアクイラーニに通れば、勝機がグッと上がると思う。



適当なニュース：2006年09月24日　スパレッティ監督のコメント。
適当なニュース：2006年09月23日　パルマ監督、ローマ戦に向けてのコメント。